いよいよ冬本番。冷たい風が吹き抜け、手足の冷えが気になる季節になりましたね。ここ「おんせん県おおいた」に住む私たちにとって、温泉は身近な存在ですが、毎日温泉地へ足を運ぶのはなかなか大変なもの。
私は温泉ソムリエとして入浴剤の開発にも携わってきました。そんな「お風呂のプロ」として、これまで数百種類の入浴剤を試してきた私が、冬の温活を格上げする極上の3選をご紹介します。
1. 生薬の力で芯から熱を作る:いんやん倶楽部「生薬薬用浴用剤」
まずご紹介したいのが、昔ながらの「知恵」が詰まった生薬100%の入浴剤です。
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特徴: センキュウ、トウキ、ガイヨウ(よもぎ)などの生薬がそのままティーバッグに入ったような贅沢な作り。
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ソムリエの推しポイント: お湯に入れた瞬間、本格的な薬草の香りが広がります。これは「浸かっている」というより「生薬の力を全身で浴びている」感覚。入浴後もポカポカ感が持続し、湯冷めしにくいのが最大の特徴です。
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こんな方に: 「とにかく足先が冷えて眠れない」という深刻な冷え性の方におすすめです。
2. 発酵の力で肌と体を整える:回生堂「つるぽか」
大分県民なら気になる「肌のつるつる感」と「温まり」を両立してくれるのが、米ぬかと植物を発酵させた液体入浴液「つるぽか」です。塩と同じく安全な中性で水溶性の結晶のエプソムソルト入りは更に温熱を高める効果も期待できます。
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特徴: 微生物の力で発酵させた酵素入浴液。化学物質を使わない自然派の極みです。
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ソムリエの推しポイント: これを入れたお湯は、驚くほど肌あたりが柔らかくなります。まるで美容液に浸かっているような感覚。発酵エキスが角質層に浸透し、体の芯からじわじわと熱を逃がさない状態を作ってくれます。
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こんな方に: 冬の乾燥肌が気になる方や、自然派のケアを大切にしたい方にぴったりです。
3. 香りの力で自律神経を整える:アユーラ「メディテーションバスt」
最後は、心身の緊張を解きほぐす「リラックス温活」の代表格。多くのベストコスメを受賞している名品です。
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特徴: ローズマリーやカモミールなどをブレンドしたアロマティックハーブの香り。
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ソムリエの推しポイント: 冷えの原因の一つは、ストレスによる血管の収縮です。この香りを深く吸い込みながら入浴することで、副交感神経が優位になり、末梢の血流がスムーズに流れます。乳白色の柔らかなお湯も、心を満たしてくれます。
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こんな方に: 仕事や家事で忙しく、心身ともに疲れが溜まっている時の「ご褒美入浴」に。
効果的な入浴剤の使い方とワンポイントアドバイス
せっかくの優秀な入浴剤も、使い方が正しくなければ効果は半減してしまいます。プロが実践するコツを伝授します。
湯温は40°C、時間は15〜20分が鉄則
熱すぎるお湯(42°C以上)は交感神経を刺激し、逆に血管を収縮させてしまいます。40°C前後のぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、体の深部体温がしっかり上がり、質の良い睡眠にもつながります。
炭酸ガス系は「溶けきってから」
もし市販の炭酸ガス入り入浴剤を使う場合は、泡が出ている時よりも、完全に溶けきってからの方が成分が血中に取り込まれやすく、血行促進効果が高まります。
おわりに
大分に住む私たちだからこそ、毎日の「お家お風呂」の質にはこだわりたいですよね。
今回ご紹介した3つの入浴剤は、私が自ら開発に関わった経験から見ても、自信を持っておすすめできるものばかりです。その日の冷え具合や気分に合わせて使い分けることで、冬のバスタイムは最高のご自愛タイムに変わります。お気に入りの1つを見つけて色々試すのもおすすめです。
冷えを我慢せず、お気に入りの入浴剤と一緒に、この冬を健やかに乗り切りましょう!





