古墳って身近に意外とたくさんあるものですが、国指定史跡になっているものは少ないと思います。上毛町下唐原の穴ヶ葉山古墳がそうだと聞き、訪ねてみました。
田畑や森がひろがる、のどかな場所。舗装された広い駐車場があり、見学に行きやすいです。
説明板もわかりやすいです。透明の板に描かれた線に景色を重ねると、手前の低い丘が2号墳で、奥の大きな丘が1号墳なんですね。
ここからは見えませんが、1号墳のさらに向こうに3号墳があるようです。3つの古墳のうち、真ん中の1号墳が国の史跡に指定されています。
古墳の向かって左方向へとのぼる石段があります。(落ち葉が積もっているのと、枯れた木の枝などにつまずくこともあるので、歩きやすい靴を履き、足元にはじゅうぶんご注意ください)
こちらが国指定史跡となっている1号墳。
南北41m、東西32m、石室は全長10mもあります。西暦600年前後に築かれたと考えられ、石室からはガラス玉や土器なども出土したそうです。
石室へと続く入り口。天井部分の石は巨大で、古代の技術でどうやってこの巨石を運び、組み上げたのか、興味深いです。奥には壁画もあるそうですが、さすがにここからは見えません。
こうした自然豊かな場所にある古墳は、夏よりも冬のほうが虫などの心配もなく、安心して見学できます。
さらに3号墳へと続く石段がのびています。
3号墳石室の入り口。中に壁画が刻まれているそうですが、やはりここからは見えません。
穴ヶ葉山古墳群は周囲を竹林や雑木林に囲まれ、いろいろな小鳥の声が聴こえて、よく晴れた冬の日には気持ちのよいところです。ちょっとした森林浴・トレッキング気分を味わえます。ぜひ一度訪ねてみて、古代ロマンに想いを馳せつつ、のどかな景色を楽しんではいかがでしょう。




