
街全体が「進撃の巨人」に染まる聖地巡礼の地となっています。
今回はその中から、第一弾として「進撃の巨人 in HITA ミュージアム」と「大山ダム」をご紹介します。
このシリーズは全3回にわたってお届けします。
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第一弾:進撃の巨人 in HITA ミュージアム・大山ダム
第二弾:進撃の巨人 in HITA ミュージアム ANNEX・日田駅南広場・進撃の日田カフェ
第三弾:コラボカフェ SLOWcafe
今回はその第一弾として、「進撃の巨人 in HITA ミュージアム」と「大山ダム」の魅力をレポートします。
進撃の巨人 in HITA ミュージアム
ミュージアムは「道の駅 水辺の郷おおやま」の中に併設されています。
「進撃の巨人 in HITA ミュージアム」の入口には大きな看板が設置されており、訪れる人を出迎えてくれます。
聖地に足を踏み入れたという実感と、これからの見学への期待感が膨らむ瞬間です。
さらに奥へと進むと「進撃の日田」と記された看板が。
エレンが描かれた看板があり、背景には美しい山並みが広がります。
入口横には巨人型ゴミ箱が設置されています。
実は、道の駅の建物内から直接ミュージアムに入ることも可能です。
外は暑い日でも、涼しい館内からそのまま聖地巡礼を始められます💦
2館共通お得なセット券も販売中

「進撃の巨人 in HITA ミュージアム」と「進撃の巨人 in HITA ミュージアム ANNEX」を両方見学できる共通券が販売中です。
大人 通常1,200円 → 共通券なら1,000円
2日間有効で、購入日と翌営業日に使えます。
館内には「撮影OK」のマーク。撮影が許可されているのは本当にありがたく、皆さん熱心にカメラを構えていました。
館内の様子
最初に迎えてくれるのは、圧倒的な存在感の超大型巨人オブジェ。そのリアルな迫力はインパクト大で、まるでシガンシナ区の衝撃シーンを思い出させます。
実はこの作品、諫山先生の母校・九州デザイナー学院の学生による寄贈作品なんです。ファンだけでなく、制作過程に想いが込められていることを知ると、さらに胸が高鳴ります。
巨大パネルやタペストリーに再現された名シーンの数々。壁一面を使ったコラージュは、漫画を飛び出してきたかのような迫力で、作品世界に入り込めます。
戦闘シーンを立体的に再現したフィギュアやジオラマも必見。キャラクターの躍動感や巨人との緊迫した戦いが細部まで再現されており、思わず息を呑みます。
壁の中の展示ゾーン
ウォール・マリアを模したタイルの壁に、諫山先生が自ら選んだシーンをコメント付きで展示。ファンにとっては貴重な裏話や制作意図を知ることができる特別な空間です。
諫山先生の執筆デスク
展示の一角には、諫山先生がデビュー前から連載初期にかけて実際に使用していた執筆机が並んでいます。
机に向かう先生の姿を想像すると、この地から世界的ヒット作が生まれたのだと感慨深くなります。
大山ダム
ミュージアムから車で数分、大山ダムへ。入口には進撃仕様の標識があり、ここからが本番という高揚感が湧いてきます。
ここからは徒歩で少年期のエレン・ミカサ・アルミンの銅像のある下流広場へ。
入口からすでにワクワクが止まりません。
高さ94mを誇る大山ダム。巨大な壁のような存在感で、作品のイメージと重なり合います。
階段でも行けますが、坂道からのルートもおすすめ。ただし夏場は体力を削られるので要注意。それでもその先に待つ光景を思えば苦労も報われます。
ダム下流には澄んだ沢が流れ、人工建造物と自然のコントラストが美しい景観を生み出しています。
エレン・ミカサ・アルミンの少年期の銅像
下流広場にたどり着くと、少年期のエレン・ミカサ・アルミンの銅像が迎えてくれます。
未来を見据える3人の姿は、物語の原点そのものであり、ファンにとって特別な撮影スポットです。

さらにアプリを使えば、銅像越しに超大型巨人が出現。あの第一巻の衝撃シーンを目の前で体験でき、胸が熱くなります。

次回の《第二弾》では、進撃の巨人 in HITA ミュージアム ANNEX・日田駅南広場・進撃の日田カフェを紹介します。
進撃の巨人 in HITA ミュージアム
また、連載当初に実際に使用されていた執筆デスクも公開しており、先生が創作活動を行っていた当時の雰囲気を間近に感じていただけます。さらに、館内には当館限定のプリントシール機を設置しており、『進撃の巨人』のキャラクターと一緒に記念撮影をお楽しみいただけます。
- 名称
- 進撃の巨人 in HITA ミュージアム
- 住所
- 大分県日田市大山町西大山4106
- 定休日
- 不定休
- 営業時間
- 平日 9:30~16:00/土日祝日 9:30~17:00
※ 道の駅 水辺の郷おおやまの営業時間に準ずる - 公式サイト
- https://shingeki-hita.com/
- SNS
大山ダム
『進撃の巨人』連載10周年記念プロジェクトの一環として、市民有志によるクラウドファンディングで実現した銅像プロジェクトの第一弾、「エレン・ミカサ・アルミン 少年期の銅像」が設置されました。
ダムの巨大な壁面は「ウォール・マリア」に見立てられ、巨人が初めて襲来した“はじまりの場所”を再現するスポットとして、多くのファンが訪れる聖地となっています。
- 名称
- 大山ダム
- 住所
- 大分県日田市大山町西大山2008-1
- 定休日
- 閉庁日 土・日・祭日(下流広場は365日開放)
- 営業時間
- 開庁時間 8:30~17:00
- 公式サイト
- https://www.water.go.jp/chikugo/oyama/