【七里ヶ浜】ちょっと江ノ電に乗ってきました。

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 2025/01/20
【七里ヶ浜】ちょっと江ノ電に乗ってきました。

茅ケ崎市でビールを飲んで、浜辺を散歩し、時計を見るとまだ14時。時間に余裕があったのでJR茅ヶ崎駅からJR藤沢駅へと移動しました(茅ケ崎市でビールを飲んだ内容は「【茅ケ崎市】ちょっとビールを飲んできました」で読むことが出来ます)。

JR藤沢駅を出て、歩いて数分。江ノ島電鉄の藤沢駅があります。古都鎌倉と湘南江の島を走り続けて100年余り。海辺を背景に走る緑の車両が江ノ電の魅力です。私が江ノ電を知ったのは今から17年前になります。当時、ASIAN KUNG-FU GENERATION(以下、アジカン)にハマっていた私は、2008年にリリースされたアルバム「サーフ ブンガク カマクラ」を毎日のように聞いていました。このアルバムに収録されている曲名には、どれも江ノ電の駅名が冠してあります。いつか江ノ電に乗って、アジカンの「サーフ ブンガク カマクラ」を聞きたいと思っていましたが、やっと思いを叶えることが出来ました。

私の想像以上に、車内には多くの人がおり、車窓から見える景色を写真に収めることは容易ではありませんでした。観光地である鎌倉へ向かう電車ですし、地元の方にとっては交通手段の一つであるから当たり前ですね。

さっそく「サーフ ブンガク カマクラ」を聞きながら電車に揺られます。メッセージ性は少なく、描写的表現の曲が多いところが江ノ電の車窓から見える風景と合っているのかもしれません。日常からちょっと抜け出して、乗ってみたかった江ノ電に乗ったときのワクワク感が、1曲目の「藤沢ルーザー」の焦燥感から逃げ出そうとして非日常へ駆け抜ける感じと重なりました。

藤沢駅を出発して37分後、あっという間に終点である鎌倉駅に着きました。

隣にはJR鎌倉駅西口があり、裏手にJR鎌倉駅東口があります。JR鎌倉駅東口側にある小町通りから鶴岡八幡宮へ向かう道中には、数多くのお店があり、大勢の観光客で賑わっていました。残念ながら今回は時間がなかったので、小町通りの入口で引き返します。

そして、江ノ電鎌倉駅まで戻り、藤沢駅行きの電車に乗って稲村ケ崎駅へと向かいました。

夕方16時過ぎの稲村ケ崎駅。

稲村ケ崎駅から海岸通りを歩き、七里ヶ浜まで向かいます。稲村ケ崎と七里ヶ浜は夕日が綺麗に見えるらしく、夕日の名所となっています。

16時30分。七里ヶ浜海岸には多くの人がいました。カメラを持った人、家族連れ、カップル、目の前にある県立七里ヶ浜高等学校の生徒、外国人観光客。

各々が日の入りの瞬間を見るために海を眺めていました。ノスタルジックな景色に時が経つのを忘れて。もちろん、私も。こうして、私の休暇は終わりを迎えました。朝日に照らされて煌めく海も、夕日に染まる海も、月夜に照らされて波音が静かに聞こえる海も、どの海も素敵ですが、私はやっぱり夕日に染まる海が好きです。次は各駅を降りて、ゆっくりと散策しながら写真を撮りたいなと感じた一日でした。

最後に茅ケ崎の昼の海に引き続き、七里ヶ浜の夕日と波音をお楽しみください。

七里ヶ浜海岸

名称
七里ヶ浜海岸
住所
神奈川県鎌倉市七里ガ浜東2丁目1−12

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