【中津市と周辺】冬の乾燥に負けない「つるすべ美肌」を叶える穴場温泉3選

はじめに

冬の寒さで肌がくすみ、乾燥が気になってくる季節。

この記事では、中津市とその周辺エリアに特化し、「つるすべ美肌効果」があると評判の穴場温泉3選をご紹介します。

心と身体を温め、冬の乾燥に負けない潤いに満ちた肌を取り戻しましょう。中津の隠れた名湯で、透明感あふれる美肌を手に入れる旅に出かけませんか?

「美人の湯」といわれる泉質には、「炭酸水素塩泉」「硫酸塩泉」「硫黄泉」「(弱)アルカリ性単純温泉」の4種類があります。

この中でも、温泉ソムリエとして特におすすめしたいのが「(弱)アルカリ性単純温泉」です。湯あたりしにくく優しい泉質として人気のある「単純温泉」の中でも、pH7.5以上のものが該当します。

アルカリ性の湯は肌の表面の汚れや古い角質を落とす働きがあり、湯上がりはお肌がすべすべに。
さらにpH値が高くなるほどアルカリ性が強まり、美容液のようなとろみを感じられるほど!まさに美肌へ導いてくれるような心地よさが特徴です。

中津でおすすめのアルカリ性単純温泉といえば「なかま温泉」。
注目のpH値はなんと8.95! 九州では珍しいほどの数値の高さで、肌にまとわりつくようなとろとろの湯ざわりを体験できます。

内湯のみの、こぢんまりとした日帰り入浴施設で、まさに知る人ぞ知る穴場です。

施設名称	なかま温泉
住所	大分県中津市山国町中摩3485-1
営業時間	11:00～20:00
定休日	年中無休
料金	400円
URL	https://www.instagram.com/nakama_onsen1010/

美肌に欠かせない要素といえば、まず挙げられるのが「保湿力」です。

肌の保湿はバリア機能を守り、外部刺激から肌を保護するうえでとても重要。保湿が不足すると、乾燥によるかゆみや肌荒れ、シワができやすくなる原因にもなります。健やかな肌を保つために、適切な保湿は欠かせないスキンケアの基本です。

この保湿力に優れた泉質が「塩化物泉」。その名の通り海水に似た食塩成分を含んでおり、塩気がありながら無色透明の湯が特徴です。

入浴すると肌表面に塩分が付着し、汗の蒸発を防いで保温効果を高めてくれます。
その働きは、まるで塩のパック。このパック効果が保湿剤のような役割を果たし、肌の乾燥を防いでくれるのです。

さらに高い保温力で、湯上がりは体がぽかぽかと温かい状態が長く続きます。冬の寒い季節には特におすすめの泉質です。

そんな塩化物泉でおすすめしたい温泉施設が、宇佐市の「院内妙見温泉」。
一般のお風呂は露天風呂のみで大人550円という手軽さも魅力。全14室ある貸切風呂(家族風呂)は、13:00～16:00の間であれば60分1,800円で利用でき、ゆっくりくつろぎたい方にぴったりです。

また、Instagramの公式アカウントに割引情報が掲載されることもあるので、訪れる前にぜひチェックしてみてください。

施設名称	院内妙見温泉(いんないみょうけんおんせん)
住所	大分県宇佐市院内町櫛野883-2
電話番号	0978-42-5911
営業時間	13:00 〜 23:30(最終受付 22:30)
定休日	水曜日
料金	大人550円
URL	https://www.instagram.com/usa_myouken_onsen/

ここまで泉質に焦点を当てて温泉をご紹介してきましたが、温泉の効果は泉質だけではありません。「転地効果(心理効果)」と呼ばれるように、日常生活から離れて自然豊かな温泉地で過ごすことは、五感が心地よく刺激され、ストレス解消や精神疲労の回復に大きな効果をもたらします。

ストレスは自律神経の乱れを引き起こし、皮脂の過剰分泌や肌のバリア機能の低下につながります。その結果、ニキビ・乾燥・かゆみなど、さまざまな肌トラブルを招くため、ストレスと美容は切っても切れない密接な関係にあります。

また、温泉に浸かることそのものにも効果があります。
お湯につかることで副交感神経が優位になり、自律神経のバランスが整いやすくなります。特に38〜40℃の湯はリラックス効果が高く、心拍数や呼吸を穏やかにし、体の緊張をやさしくほぐしてくれます。

こうした「景色の良さがもたらすリラックス効果」と「美肌」の関係を実感できる温泉としておすすめしたいのが、森林浴も楽しめる「八面山金色温泉館」です。

金色温泉館には、男女合わせて9つの露天風呂が点在し、自然美に包まれながら湯めぐりが楽しめます。とくに箭山(ややま)の大露天風呂では、四季の移ろいを背景に湯浴みを堪能できます。春夏の鮮やかな緑、秋の紅葉、冬の雪景色… 朝夕でも表情を変える庭園が広がり、訪れるたびに違った美しさを楽しめます。