普通のヨーグルトを濃厚な『水切りヨーグルト』に♪ ひんやりスイーツ『フローズンヨーグルト』もできちゃいます

暮らし
 2025/09/15

まだまだ暑くて、アイスが美味しい日が続きますね。普通のヨーグルトを濃厚な「水切りヨーグルト」に、さらに凍らせてフローズンヨーグルトにしてみました。

水切りヨーグルト(グリークヨーグルト)

プレーンヨーグルトの水分を切って、濃厚なクリームのようにしたものです。よく聞くけれど、実際にはどうやって水分を切るんでしょう?

ボウルの上に、ボウルよりもサイズの大きいザルをのせます。ボウルよりもひと回り大きいザルが理想ですが、このぐらいザルとボウルのサイズが違っても、横から水漏れするようなことはありませんでした。

 

クッキングペーパーを敷いて、プレーンヨーグルトを入れます。キッチンペーパーでもいいのかもしれませんが、わが家で使っているキッチンペーパーには、水切りに使えるとは書いていなかったので、リードのクッキングペーパーにしました。ヨーグルトの分量に対して、ペーパーが小さめだったので縦横十字に重ねるようにして二重にしています。

 

13時間後には、もともと400gだったヨーグルトが200gになり、固めのクリーム状に。もう少しゆるくしたい時は、もっと短い時間で水切りを止めてください。

時短テクニック

さっきと同じように水切りするのですが、ヨーグルトの上にラップをかけて、その上に重しをのせます。手頃な重しがない時は、ポリ袋に水を入れ、口を結んで重しにします。

さきほどの大きいザルだと重しをのせにくそうだったので、小さめのザルにしています。

今回はうっかりヨーグルトをこぼしてしまったので、300gくらいのヨーグルトを水切りしたのですが、1〜2時間でほぼ水気が切れて、固めのクリーム状になりました。

水分が少ないのでパンに塗ることもできます。オープンサンドにしてみました。

6枚切りの食パンに水切りヨーグルトを塗り、キウイをのせて、まわりに蜂蜜をかけています。※蜂蜜は1歳未満の乳児には与えないでください。

正直なところ、ちょっと水気を切りすぎたかも。適度に水分が残っている状態で水切りを止めたほうがよさそうです。

水切りヨーグルトでフローズンヨーグルトを作る

材料:水切りヨーグルト110g、純生クリーム(乳脂肪分35%)100cc、グラニュー糖30g

純生クリーム(乳脂肪分35%)1をボウルに入れ、冷やしながら(ボウルよりもひと回り大きい容器に氷水を入れ、その中にボウルをつける)泡だてます。今回はハンドミキサーなしだったので、ケーキなどに使う場合ほどしっかり泡だてていません。水切りヨーグルトは12時間以上水気を切った固いものを使ったので、クリームはちょっと緩いくらいでちょうどよかったです。

水切りヨーグルトとグラニュー糖を入れて泡立て器でよく混ぜ、タッパーに入れて、冷凍します。

1時間半くらいするとある程度固まるので、冷凍庫から出して混ぜ、また冷凍します。1時間おきくらいに混ぜて冷凍を繰り返したほうがやわらかくなると思いますが、今回はこの1回しか混ぜてないです。

数時間後、凍ったら、完成。純生クリームは高いし、泡立てるのは手間ですが、味はさすがに美味しいです。

純生クリームのお値段とハンドミキサーなしで泡立てる手間に心が折れて、もっと庶民に優しいレシピはないものかと、生クリームのかわりに練乳を混ぜたフローズンヨーグルトも作ってみました(水切りヨーグルト90g、練乳40g)。それなりに美味しいですが、食べ比べてみると、生クリーム入りのフローズンヨーグルトのほうが、ヨーグルトらしい爽やかな甘酸っぱさと風味があり、断然美味しいです。

手作りフローズンヨーグルト、ちょっと手間はかかりますが、無添加の食材だけで美味しく作れて、クリームと砂糖の量も好みで調節できるのがよいところです。

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