旧豊前国を中心に受け継がれてきた祇園祭の舞踊文化。その歴史と誇りを未来へつなぐ新たな挑戦として、各地区共通で使用できるオリジナル舞踊曲が完成しました。地区の垣根を越えた初の試みが、2026年夏の祭事から順次披露されます。
600年の歴史を持つ、全国でも稀な祇園舞踊文化
旧豊前国 を中心に行われる祇園神事では、「祇園車」と呼ばれる山車の舞台上で、踊り子や稚児たちが日本舞踊や稚児舞を披露するという、全国的にも珍しい文化が今なお受け継がれています。古いものでは約600年の歴史を持ち、地域に深く根付いた伝統行事です。
近年はソーシャルメディアの普及により、関西の「だんじり」文化圏や海外からの来訪者も増加。祭り開催期間中の観客動員は、毎年およそ7万~10万人にのぼり、地域経済にも大きな影響を与えています。
地区の垣根を越えた“初”の挑戦。共通舞踊曲を制作
年々盛り上がりを見せる祭事のさらなる発展と、各町・各地区の結束を目指し、祇園舞踊で使用する「共通のオリジナル楽曲」が制作されました。これは各地区を横断して使用される、初の取り組みです。
この楽曲は、以下の祇園祭で使用されます。
* 中津祇園
* 玖珠祇園
* 森祇園
* 八屋祇園
* 宇島祇園
* 松江祇園
* 長洲葵祭
著名クリエイター・アーティストがボランティア参加
作詞原案は、小説『ストロベリームーン』の原作者である
芥川なお 氏。
歌唱には、現役で活躍する
本田理沙、
蘭華、
中山萌乃香、
合谷亜美
の4名が参加。
さらに、トータルアドバイザーとして、ミリオンセラー作家の永松茂久 氏が参画しています。
いずれも各祭事地区の出身者であり、有志によるボランティア参加となっています。
一般公開は5月1日。7月18日より各祭事で順次使用開始
楽曲の一般情報解禁は 2026年5月1日。
実際の祭事での使用は、7月18日の玖珠祇園・森祇園 から順次開始されます。
なお、現時点では祭事の活性化を目的としているため、CDリリースなどの販売予定はありません。
音源の活用を希望される媒体・関係者の方には、無償でデータ配布が行われます。
お問い合わせ先
中津祇園保存協議会
事務局会計 伊藤 彰
Mail : a_ito.bluesky@icloud.com
地域に受け継がれてきた祇園文化の新たな一歩。
この共通舞踊曲が、各地の祭りをつなぐ“音の絆”として響き渡ります。



