角弘起

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こだわり続けて53年。 焼きそばブランド「想夫恋」
想夫恋

想夫恋とエースコックのコラボによりカップ焼きそばが新発売。 九州・下関地区のローソンにて限定販売。 エースコック 焼そばの想夫恋 228円

日田市で創業し、現在九州を中心に全国33店舗を展開中の「想夫恋」。言わずと知れた焼きそばの専門店で、多くのお客様がわざわざ遠方から食べに来ます。焼きそばは一見簡単そうに見える料理ですが、数々のこだわりや技術が美味しさを左右するそうです。例えば、“麺”。想夫恋の“焼き”の技術にぴったりとくる麺に仕上げるために、小麦粉選びから始め、製造時の温度や湿度、水質、麺を打つ技術までを徹底して自社内の工場で行います。麺と一緒に焼く野菜は、仕上がりの焼き具合を妨げないように、もやしとネギのみ。しかも、もやしは、自社で管理するという徹底ぶりです。そして、豚肉は薄いものではなく厚みのある上質な和豚を使用し、さらに、ヘラや鉄板などの調理器具も特許をとるほどのこだわりよう。その上、焼く技術の向上にも努力を怠りません。「毎日食べても飽きない味を提供したいし、いつも食べて下さるお客様は分かってくれています」と角社長。確かに、この焼きそばには何か抜きんでた特徴のある味や、派手なパフォーマンスもありません。ただ、こだわりの食材をこだわりの調理器具を使ってきちんと焼き上げているのです。だからこそ、多くのファンが毎日足繁く通っているのだと思われます。創業以来の味を守るだけでも大変な事ですが、角社長は想夫恋を“焼きそば屋”から“企業”として土壌を整え、社会への貢献を目的に想夫恋の味をさらに広めています。社長就任当時は、外食産業としては珍しかった福利厚生の充実や失業保険など、社員の生活を守る制度を導入し徹底した社員教育を行ったそうです。先輩が後輩を育て、そして後輩がそのまた後輩を育てる。こうなると、会社には逸材が揃ってきます。優秀な人材が揃い、体制も整った会社には入社希望者が増え、更なる逸材が増える。「この会社作りが、ブランド(のれん)を確固たるものにしているのです」と角社長。 想夫恋の次なる飛躍は、カップ焼きそば。九州、下関地区のローソンで発売され、早くも評判に。「マネる人は、マネ以上のことはできない」と、語る角社長。これからも本物の味への追求と、新しい事に挑戦していく企業家精神に終わりはありません。

すみひろき

角弘起

角弘起

大分県出身。
26歳の時に日田市役所を退職、先代の義父が昭和32年に創業した
「想夫恋」に入社。
昭和51年、(株)想夫恋代表取締役社長に就任、現在に至る。
想夫恋は創業53年を迎える「焼きそば一筋」の専門店。
こだわりの食材と自社独自の調理法で多くのお客様を魅了し続け、
大分、福岡、佐賀を中心に33店舗を展開。
経営姿勢として、地域社会への貢献、食文化の意識向上、
従業員教育と質、福利厚生に力を入れている。
日田商工会議所常議員、会議所観光・交通部会長、法人会常任理事
としても活躍中。
(09/10月号smile掲載)

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