大分屈指の実力を誇る「中津北高等学校」弓道部。
訪れた弓道場では遅くまで練習に励む部員たちの発声の中、
時折聞こえてくる弓の弦をはねるビンッという音が聞こえてきた。


「性別・年齢関係なく始める事ができ、礼儀作法を学ぶ事ができ、精神的に大きく成長できるのです」。弓道の魅力とは何ですか? という質問に、顧問の後藤先生はこう答えてくれた。弓道のみならず、こうした日本に古くからある武道には、昨今日本人が忘れている何かがあるような気がしてならない。弓道の勝負は、一瞬で全てが決まる。凛とした張りつめた空気の中で、見つめる先はただ一点。その一瞬に選手たちは日夜鍛錬している。中津北高弓道部は、男子12名・女子13名の計25名。県下でも屈指の実力校で、昨年大分県高校弓道大会でも優勝を果たし、全国大会へと駒を進めている。弓道は自分自身との戦いでもあり、言い訳のできない個人競技なのだが、大会は5名1組または3名1組で行われる団体戦。一人一人の力は勿論、チームワークも重要となる。12月末には本年度の大分県高校弓道大会が控えており、昨年の優勝という成績から2連覇を目標としており、部員たちの練習にも熱がこもっていた。

























