時の面影を残す社屋からも歴史を感じられる

今も現役。大正時代に建てられたという会社家屋は当時ハイカラな建て方だったようです。
明治27年、大木坑木(有)は坑木商として創業しました。
坑木とは、炭鉱内の土砂や岩石の崩れるのを防ぐために、坑道に設けた支柱用の木材の事。
当時は、石炭景気を背景に、豊州鉄道と宇島港を利用した坑木業が盛んで、石炭を運んできた列車は、帰りには坑木を積んで筑豊に向かったようです。
その生産を支えていたのは犬ヶ岳を中心とする山々で市域の約6割が森林で占めていた林業は、当時、農業に次ぐ主要な産業でした。
しかし、時代は流れ、エネルギーも石炭から電気やガスに変わり、炭鉱が次々と閉山されていきました。この大木坑木(有)も、事業内容を木材市場の運営や原木販売、建築資材、梱包材、パレット材の販売など、新たなビジネスへ転換していったようです。
創業以来110年強、この会社は、エネルギーの歴史の中で、判断と選択を余儀なくされながらも、会社のカラーをしっかりと保持し続けてきたようです。
当時の面影を残す社屋からも歴史を感じられる会社です。

高さ120cm、重量は3〜400キロもあるという金庫。
昔懐かしいテーブル。こちらも現役です。

夜、この辺りは人通りが途絶えるので、窓には泥棒避け(?)に鉄格子がされていました。

小切手を切っていたもの。

























